管理者挨拶
令和3年9月1日
三重郡において特別地方公共団体の一部事務組合を設立し、生活保護法による保護施設として、昭和36年9月、養老院みずほ寮を開設しました。その後老人福祉法施行に伴い養護老人ホームみずほ寮と名称変更され、また、同一敷地内に特別養護老人ホームを併設し、利用される方々の心身の健康の保持及び生活の安定、向上に努め老人福祉の増進に努めてまいりました。この度、開設させていただいてから、60周年を迎えることができました。これもひとえに、三重郡各町をはじめ関係者の皆様方、そして地域の皆様方のご指導・ご協力の賜物と、厚く御礼申し上げます。
平成12年には介護保険制度が開始になり、高齢者福祉を中心とする取り組みを通じて地域社会の要望に応えるべく、地方公共団体としての資質を高めるための経験を積むことができましたことに、心から感謝申し上げます。
開設から今日まで、常に利用者の方々に質の高いサービスを提供することを心掛け、職員一丸となって資質向上に努力してまいりました。また、地域貢献事業にも取り組み、三重郡内で行事参加を中心にボランティア活動を通じて地域福祉の重要性を発信するとともに、地域との関わりを積極的に展開してまいりました。近年では自然大災害が多発し甚大な被害が確認されていることから、防災対策においても準備を進め、福祉避難所設営に必要な備品を揃えるなど、地域に役立てるように取り組んでいます。
今後においても、培った経験を活かしながら地域のニーズに応え地方公共団体としての使命を果たしていく所存です。今後とも変わらぬご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げ、ごあいさつとさせていただきます。
三重県三重郡老人福祉施設組合
管理者 柴田 孝之
組合創立60周年記念 感謝状贈呈者
創立60周年を迎えるにあたり、下記の皆様に深く感謝の意を表し、感謝状を贈呈いたします。
団体
- 東芝産業機器システム株式会社
東芝三重連合会 - キオクシア労働組合四日市支部
- 株式会社宮﨑本店
- 菰野町商工会
- 菰野町理容師有志
- 椎実会
- 大和ハウス工業株式会社三重工場
個人
- 野口 髙子
- 市川 朝子
- 曽根 義次
- 秦 知加
- 秦 由三子
- 矢野 由加理
- 堀内 久一
- 鈴木 福雄
- 南川 昌次
- 早水 美津子
- 横山 公
順不同敬称略
施設長挨拶
昭和36年9月に開設以来、移り行く制度に対応しながら、60周年を無事に迎えることができました。これもひとえに、ご利用者、ご家族の皆様をはじめ、地域、行政、そして何よりも多くのボランティアの皆様のお力添えによるものと感謝いたしております。
開設当初から、集団生活が基本でありながらも、個人の人権擁護やプライバシーの尊重を重視し、個別援助計画を作成し自立生活支援に力を注いできました。
養護老人ホームにおいては、生活全般で介護が必要となられた方が増加をたどり、その状態に対応すべくバリアフリー化等の生活空間の整備を進めてまいりました。その甲斐もあり現状においては身体に負担の少ない環境により、自立生活を維持することにつながっています。特別養護老人ホームと併設になっている利点を生かし、職員同士幅広く助け合いながら、利用者本位を基本に職員一丸となって取り組んでいます。
時の流れは速いもので、60年という歳月を積み重ねてきましたが、これまで築き上げてきたものをバネに、セーフティーネットの役割をしっかりと担い、地域に根差した施設になるよう職員一同更なる研鑽を積み、皆様から喜んでいただけるよう取り組んでいく所存です。今後ともますますの深いご理解、ご支援を賜りますようお願い申し上げます。
三重県三重郡老人福祉施設組合みずほ寮
施設長 谷 孝秀